「なかなかダイエットの成果が出ない…。」
と悩んでいる人は、「リンパの滞り」が原因かもしれません。
リンパの流れが悪いと、体に余計な水分や老廃物をため込んでしまい、痩せにくい体になってしまいます。
今回は、
- 老廃物を流すリンパマッサージの効果
- リンパマッサージの方法
などを詳しくご紹介♪
リンパマッサージを習慣に取り入れることで、
むくみや冷えを改善でき、最終的にスリムな体をゲットすることに繋がりますよ!
目次
リンパマッサージの効果について
リンパマッサージの効果は、体内の毒素を巡り良くして、代謝の良い痩せやすい体を作ること!
リンパは体内に置いて、老廃物を回収するいわば「下水道」の役割をしています。
この管が詰まってしまうと、体内に悪いものがどんどん溜まっていってしまいます。
すると、むくみ・体重増加・セルライト増加・冷え・疲労など様々な問題の原因になるんです。
リンパマッサージを行うことは、ポンプを持たないリンパの巡りを助ける、効率的な方法の1つなんです。
参考サイト:リンパケア研究会”https://www.jlra.jp/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%91%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/”
リンパマッサージで得られる、嬉しい効果をいくつかご紹介します。
むくみの解消
リンパマッサージによって、むくみの解消・予防が期待できます。
体内の水分(血液)は、重力の影響を受けて、心臓から遠く下の方に溜まりやすいのだとか。
女性は男性に比べると筋肉量が少ないため、デスクワークなどで運動が不足していると、特に足がむくみやすくなってしまいます。
リンパマッサージを行うことで、ポンプを持たないリンパの巡りをサポートすることができ、体内の老廃物や水分の排出しやすくします。
痩身効果
リンパマッサージを行うと、結果痩身に繋がる効果も期待できます。
ダイエットの中でも「特に下半身太りに悩んでいる」という方は、リンパの流れが滞っているのかもしれません。
下半身は、特にリンパ液が溜まりやすく、むくみを起こしやすい部分。
パンパンにむくんだ足をマッサージするだけでも、スッキリと見せる効果がありますよ。
リンパの巡りが良くなることで新陳代謝も活発になるため、痩せやすい体づくりにも役立ちます。
セルライトを減らせる
リンパマッサージは、セルライトの原因を減らすことにも役立ちます。
リンパは、体内で利用されなかった脂肪を運んで、体外へ排出する働きも持っています。
反対にリンパの巡りが悪いと、脂肪細胞がセルライトへと変化してしまいます。
なので、少しのむくみでも放置せずケアしておくことが大切です。
疲労回復・体調改善効果
リンパの流れを整えることで、体内の老廃物や疲労物質を排出することができます。
リンパマッサージを習慣化することで、慢性的な全身の疲れもスッキリさせることができるでしょう。
肩や首のコリの原因となる「乳酸」を流してくれるので、痛みの軽減にも繋がりますよ。
また、リンパは細菌などを退治して、病気からからだを守る働きも持っています。
リンパマッサージを習慣的に行うことは、免疫機能を高めて、風邪などの病気にかかりにくい体づくりにも役立つのです。
冷え性の改善
リンパマッサージは、冷え性に悩んでいる方にも嬉しい効果が期待できます。
リンパ管は、主に静脈の沿うように位置しているため、マッサージを行うことで血行の促進も期待できるようです。
女性は、男性に比べると筋肉量が少ないので、体が冷えやすいと言われています。
リンパマッサージによって、血液を心臓まで送り返す働きを持つ筋肉もケアすることができます。
慢性的な冷えの解消へと繋がるでしょう。
【自宅で簡単】リンパマッサージのやり方
リンパマッサージの方法を、体の部位ごとにご紹介します。コ
リンパマッサージでは、
「リンパ節」と呼ばれる老廃物や水分を排出するポイントに
「周辺の水分を集めるように流す」
ことが、重要です。
足のリンパマッサージのやり方
足のリンパマッサージは、心臓に遠いところから始めるのがコツです。
まずは足の裏から、動画と手順を見ながら一緒にほぐしていきましょう。
- 足の裏を両手の親指で、まんべんなくほぐす。
- 冷えや疲労回復に役立つツボ「湧泉」を押す。湧泉は、土踏まずのやや上、足の指を曲げてへこんだ部分にありますよ。
- 人差し指を折って、第二関節部分で、両くるぶし周りを刺激する。くるぶしの周りには、水分代謝・冷え・婦人科の不調改善に役立つツボがたくさんあると言われています。
- アキレス腱を人差し指と親指ではさんで、下から上にマッサージする。
- 両手でふくらはぎを包み込み、足首からヒザ下までさすりあげる。
- ひざの裏のへこみに親指以外の4本の指を入れて、押しながらマッサージする。
- 両手で太ももを包み込み、そけい部に向かってさすりあげる。
- 親指以外の4本の指先を揃えて、そけい部に円を描くようにクルクルとマッサージする。
お腹のリンパマッサージのやり方
おなかは、むくみや冷え、食べ過ぎなどでも、サイズが大きく変動しやすい部分です。
おなかにリンパマッサージを行うことで、すっきりとしたウエストラインを作ることが可能となるでしょう。
- 胸の下からそけい部に向かって、両手で交互にさすり下ろす。
- 親指以外の4本指を使って、みぞおちから脇腹を肋骨に沿ってさする。
- おなか全体に、大きくのの字を描くように手のひらでさすり、最後にそけい部に流す。
- 上半身を左右にひねりながら、右手は左わき腹から、左手は右わき腹に向かってさする。
顔のリンパマッサージのやり方
最近は、スマホの画面をのぞき込む事も多いので、顔全体がたるんだり、二重顎になっている人も多いのだとか。
顔周りのリンパマッサージでむくみやたるみを解消できると、それぞれのパーツが際立つので、目を大きくみせたり小顔効果も期待できますよ♪
- 親指以外の4本の指を使って、鎖骨を数回さする。
- 眉毛全体を両手指先でつまんで、筋肉をやさしくほぐす。
- 人差し指を折って、第二関節部分で、眉毛の付け根の堀りを軽くプッシュする。
- 目の下のクマができやすい部分を、こめかみに向かってさする。
- 小鼻からこめかみに向かってさする。
- 口角からこめかみに向かってさする。
- 顎からこめかみに向かってさする。
お顔は、特に皮膚の薄い部分でもあるので、スキンケアをする時に行うのがオススメです。
リンパマッサージを行う時の注意点
リンパマッサージは、心臓に疾患がある方や高齢者、妊娠中の方を除いて、基本的に誰でも行うことができます。
体に嬉しい効果をもたらすリンパマッサージですが、注意点がいくつかありますので、ご紹介します。
強くやる必要はない
リンパマッサージを行う際は、強い力は必要ありません。
リンパは、皮膚のすぐ下を流れています。
あまり強すぎる力で行うと、毛細血管やリンパ管を傷つけて、内出血を起こしてしまう可能性があるようです。
手のひら全体を使って、ゆっくりさするように行ってくださいね。
リンパマッサージの前後に水分を摂る
リンパマッサージを行う際は、前後に水分を摂ることをオススメします。
サロンなどでマッサージをしてもらったことがある方は、施術前後に温かいハーブティーなどを出された経験があるのではないでしょうか。
これには、水分を摂ることでリンパ液の濃度を薄めて、体内の老廃物を排出しやすくする目的があります。
自宅でリンパマッサージを行う際は、体を冷やしてしまわないように、白湯や常温の水にすると良いでしょう。
マッサージ後は、糖の吸収率が高まってしまうので、ジュースなどは避けた方が良いです。
入浴後がおすすめ
リンパマッサージを行うタイミングは、入浴後がオススメです。
体が温まっている入浴後にリンパマッサージを行うことで、マッサージの効果を高めることができます。
血行が良くなっているときは、リンパの流れも良くなる傾向があります。
サロンなどでマッサージを受けたときは、後からの入浴でも構いません。
リンパマッサージを受けた後は、汗をかきやすくなってデトックス効果が高まるようです。
スリミングジェルやかっさを使おう
リンパマッサージは、そのままマッサージを行っても特に問題はありません。
しかし、更なる効果を期待するなら、スリミングジェルやかっさを活用してみましょう。
ジェルの温感効果が血流を高めたり、かっさの独特の形が効率的にリンパを流すのに役立ちますよ。
かっさを使う時は、直接肌に当ててしまうと、摩擦が生じてお肌の負担となってしまう可能性があります。
オイルやクリームをたっぷりと使って、滑りをよくしてから使うようにしましょう。
まとめ
すらっとキレイな脚のモデルや女優さんたちは、毎日の日課としてマッサージを取り入れているようです。
リンパマッサージは、テレビを見ながらでもできるで、面倒くさがりな方でも取り組みやすいのではないでしょうか。
良い香りジェルやクリームを用意すれば、気持ちも上がって、毎日楽しみながらマッサージできるはず♪
リンパマッサージで、冷えやむくみ知らずのスッキリ軽やかな体を、手に入れてみてくださいね!